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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

現代医学ではアレルギー反応による皮膚炎と考えられ、抗アレルギー薬の服用やステロイド外用剤を用いて対処しますが、重症のものでは効果が思わしくない様です。漢方の考え方では、アトピーは皮膚の機能低下により慢性的に炎症が起こり熱が鬱滞した状態と考え、その熱を冷ましたり汗で放散する方法で皮膚の正常な機能を回復させて行く治療法で状態を改善して行きますので、ステロイド外用剤を減薬することも可能です。しかし長期間にわたり強いステロイド外用剤を使用し続けた場合は皮膚の正常な機能がかなり低下している事が多いですので、漢方による治療でも長期間を要します。また、外からの皮膚の手当て(スキンケア)や食生活の改善も大切です。

代表的な処方

・消 風 散 : 患部がジクジクし、痒み、炎症の強いもの 
・温 清 飲 : 皮膚が乾燥しやすく、時に粉を吹く様な状態のもの
・十味敗毒湯 : 慢性の皮膚病に体質改善の目的で用いられる
・黄連解毒湯 : 炎症や赤みが強い皮膚病に

きく薬局
福島県郡山市中町1-19
TEL.024-922-4328
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