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きく薬局
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不妊症~漢方と現代医学

   
1.現代に多い不妊症の原因
(1)女性不妊症の場合
いくつかの原因が考えられますが、近年では女性のライフスタイルの変化に伴う晩婚化や生殖機能の老化により自然妊娠が難しくなっているケースが増加しています。
また、生涯の中での排卵回数の増加 (妊娠をせずに毎月月経が来潮し続けるため) は卵胞ホルモンの過剰を来たし、それにより子宮筋腫や内膜症などの発症率が増えている事も一因です。このほか、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) や高プロラクチン血症なども近年増加している不妊症の原因疾患となっています。
 
(2)男性不妊症の場合
男性の場合は生殖機能が十分である若い年齢にも関わらず、精子濃度や精子数、運動率の低下のために妊娠が成立出来ない造精機能障害のケースが近年増加しています。
その原因には諸説考えられていますが、精神的なストレス、電磁波、食品添加物や大気汚染物質(環境ホルモン) の影響などの関与が指摘されています。
 
2.現代医学の不妊症治療と、その問題点
現代医学の不妊症治療では、一般的に以下の治療法が実施されています。
 
・人工授精(AIH) 
夫の精子を妻の卵管内に入れて授精させるもの。軽度の精子減少症など 男性不妊症の場合に行われる。
 
・体外受精(IVF)
妻の卵子を体外に取り出し、採取した夫の精子を受精させ、受精卵をしばらく培養・成育させてから子宮内に戻す。
 
・顕微受精(ICSI=イクシー)
体外受精の一つ、卵細胞質内精子注入法
極細のガラス管に精子を1個だけ吸引し、卵の細胞質内に注入する方法。受精を体外で行うのでこれも体外受精の一種と云えるが、受精を行う場面ではIVFが精子の持持つ力で受精をさせるのに対し、ICSIでは人為的にガラス館で卵子の壁を貫通させて受精を行う。男性側の精子の運動量がかなり低下している場合に選択される。
 
しかし、これらの方法により女性側の子宮内に受精卵を戻しても内部の環境が悪いと正常に着床・成長を遂げる事は出来ず、成功率はいずれも30%以下と云われています。特に年齢の高い患者では成功率が著しく低くなり、またいずれの方法でも実施の回数が多くなると女性側の生殖器官に過大な負担を掛けるだけでなく、感染症により深刻な事態に陥るケースもあり、それに加えて術後は安静を余儀なくされ、また費用も健康保険適用でないため人工授精で1回に数万円、体外受精や顕微受精では数十万円となってしまい、肉体的精神的な負担が大きいのが現実です。
 
(参考) 不妊治療の成功率 (朝日新聞2008年9月2日記事より)
・人工授精 約5~20% ・体外受精 約30% ・顕微授精 約26%
 
※ 高齢になる程、妊娠に成功しても流産の確率が高くなる為、実際には最終的に出産にこぎつける確率はもっと低いと云うデータも有ります。
 
男性不妊症が疑われる場合には、精子の妊娠できる能力を確認するのに不妊治療クリニック又は不妊外来で精液検査を受けなくてはなりません。妊娠能力に問題有りと診断された場合は上記に挙げた方法が選択されますが、いずれにせよ夫婦間の理解と協力が不可欠ですので、意識のすれ違いにより上手く行かないケースも多い様です。
 
3.現代の不妊症の原因と、漢方薬による治療の考え方
(1) 女性不妊症の場合
現代の女性不妊症及び不育症 (習慣性流産) では生殖器官に器質的な欠陥 (奇形など) が有るケースは少なく、何らかの原因で器官が正常に働かない機能的不全の場合が大多数を占めています。
その原因を現代医学的治療ではホルモン分泌の低下と考える場合が多いのですが、外部から安易にホルモンの投与や分泌器官への刺激を繰り返すと、器官の働きが疲弊してしまい自力でのホルモン分泌が難しくなります。また排卵誘発剤の使用は瘀血 (ごく小さな血栓による血流障害) を造り出してしまい、生殖器官が正常に働かない原因となります。これらの結果、最終的には体外受精その他の方法に頼らざるを得なくなるケースが増加しています。
 
漢方薬による治療では、生殖器官が正常に働かなくなる原因として (1) 瘀血 (2) 胃腸内の水滞 (3) 冷え を三大原因として考えています。またストレスの影響は瘀血を造り出すと共に諸器官の血流の低下を引き起こすので、同時に精神状態の改善を図って行く事も大切です。
状態に合った漢方薬を服用し続ける事により生殖器官の正常な働きを取り戻し、器官を疲弊させる事なく自然妊娠につなげると云う考え方です。
下記に漢方医学の観点より観た、現代の女性不妊症の原因を判り易く説明いたします。
 
(1) 水毒の影響
胃腸内の水滞(過剰な水分がたまったり滞ること) や、冷たい飲食物の摂り  杉は内側から生殖器官を冷やし、体温低下や低体温を生じさせます。
 
(2) 冷えの影響
上記(1) に加えて、身体の内外からの冷えは男女共に生殖器官の血流低下を引き起こします。
 
(3) 瘀血の影響
瘀血は食生活や月経異常、ストレス等様々な要因により生成しますが、生殖器官の微小な血管を詰まらせると器官の正常な機能を低下させます。また排卵誘発剤の長期にわたる使用は結果的に瘀血を造り出してしまいます。
 
(4) ストレスの影響
ストレスや悪い精神状態は交感神経を興奮させて全身の血管を収縮させるので血行を低下させ、またストレスは血栓を造りやすくしますので結果的に生殖器官の血流を阻害して機能を低下させます。
 
女性不妊では基礎体温の高温期温が全体に低い場合、また途中でガクッと下がる場合及び高温期日数が短い事が黄体機能不全として問題視されていますが、これは漢方医学の観点では子宮内を温め続けるエネルギーの不足と考えています。
根底には上記(1)~(4) に挙げた原因が存在ますので、その解消を図って行く必要が有ります。

(2)男性不妊症の場合
今日では男性不妊症の増加も深刻です。海外の研究論文によると不妊症の半数近くは男性側に原因が見つかるとの報告もあります。
男性不妊症の原因としては、(1)精子が上手く造れない「造精機能障害」(2)精子の通り道がふさがっている「精路通過障害」(3)勃起不全などの「性機能障害」が有りますが、このうち上記 (2) を除くと、漢方医学の観点による男性不妊症は「労」と「腎精の低下」が二大原因と考えられています。
 
「労」は今日では過労やストレスの影響です。また、今日の生活環境では食生活の影響も大きく、食品添加物の増加やミネラル分の不足した食生活、冷たい飲食物の摂り過ぎ、また大気汚染物質等の影響も考えると、体内では健康な精子を造り出す「腎精」(今日の言葉では男性ホルモン) の低下を引き起こします。女性不妊症と同様に、男性不妊症の増加も現代生活の歪みがもたらした結果と云えます。
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