慢性頭痛

慢性の頭痛は (1)脳圧の亢進によるもの (2)その他の原因不明の頭痛 の2つに大別されますが、このうち(1)の場合は専門医による治療が必要です。(2)の場合が漢方薬による治療の対象となります。
頭痛とは、頭蓋骨と頭皮の間の血管が拡張し、再び収縮する際に血管のけいれんを起こし痛みを感じるものです。病院薬による治療では血管収縮剤を処方される場合が多いのですが、その効果は一時的であり、また長く服用していると薬剤性の頭痛の発症という新たな問題も生じます。
漢方による治療では血管の拡張する原因を除いて行きますので、頭痛の起こる間隔や程度が軽くなり、鎮痛剤が不要になる例も多く有ります。
代表的な処方
・釣 藤 散 : 慢性に経過する頭痛に
・柴胡加竜骨牡蠣湯 : ストレスや神経症状を伴うもの
・黄連解毒湯 : のぼせや顔赤を伴うもの
・呉茱萸湯 : 手足の冷えや吐き気を伴うもの
・柴胡加竜骨牡蠣湯 : ストレスや神経症状を伴うもの
・黄連解毒湯 : のぼせや顔赤を伴うもの
・呉茱萸湯 : 手足の冷えや吐き気を伴うもの